めるへんの道徳箱

人生の中で思ったことを書き連ねるよ。

職業としての小説家

読みたい読みたいと思ってもなかなか読めない作家っていませんか?

私にとって、村上春樹さんがそうです。

今まで何度か挑戦し、その度に挫折して来ました……。大学の講義で扱った短編以外はダメでした。

そんな中読んだのがこの本です。

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

 

小説ではないではないか!というツッコミはなしで。

前々から読みたいと思っていた散文集みたいなものです。これはすらすら読めました!

これが本当に村上春樹さんか、と思うほどです。

 

そもそも、村上春樹さんがなぜ苦手であったかというと、独特の文体に馴染めなかったというところがあります。しかし、この本はどうでしょう。簡潔でありながら、言いたいことが素直に入ってくる。

たとえば、ピカソゲルニカや泣く女など、かなり難解な作品って多いですよね。でも、デッサンはとても精巧であったというのは有名な話です。村上春樹さんもきっとそうなんだと私は感じました。書こうと思えば簡潔に、スマートにかかるものを、小説という枠組みでは独自性を出していく。(文体についてはこの本の中でも言及していて、かなり意図的に行なっているようでした)

村上春樹さんのファンってハルキニストなんて呼ばれていて、流行りの作家という感じがしていて、ミーハーに読みたくないという気持ちがなかったと言ったら嘘です。

だけど、この本を読むと村上春樹さんがいかに考え、そしてストイックに小説と向き合っているのかということがわかります。ミーハーだなんて毛嫌いせず、私も向き合って様々な小説を手に取りたいと純粋に思わせていただきました。

また挑戦してみようかな……挫折してしまうかもしれませんがね。

25歳で若さを捨てたいと思った話。

ご無沙汰しています。めるへんです。

忙しいながらもなんとか生活しております。

 

今回は仕事をする上で、前々から感じている事を書いていきたいと思います。

 

 

世の中は「若い女性」にとってかなり仕事しにくい社会なのは事実です。

パワハラやセクハラなど言われだしていますから、改善されていくであろう問題だとは思います。

私が早く年を取りたいと思っているのは、そういったものに含まれているのかもしれません。

かなり前、男の上司(直属ではなく、同じ職であるというだけ)に無視をされました。というのも、私がちょっとした迷惑をかけてしまい、直接目を合わせて謝ったところ、無視。私も最初は聞こえなかっただけだと思い、もう一度丁寧に謝罪しようとしたところ、目も合わせずに、立ち去ってしまわれました。

私の方にも非があるのは事実なので、仕方ないと思っていたのです。しかし、その方は、その後私と二人きりだとそういった横柄な態度を取り、他の上司がいると、普通に対応されていたのです。

つまり、私という「立場の弱い言い返せないような若い女性」には平気で無視をし、「力のある上司」の前では普通に振る舞う、というような感じでした。

私はそういう態度が本当に悔しくて仕方ありませんでした。私がどうしたところで、「若い女性」であるかぎり、そうした扱いを受けることが許せなかった。彼より劣った仕事をしていない自負もあります。誠実に対応もしました。しかし、それでは解決しないのです。本気で悔しくて「こんな若さならいらない」と本気で思いました。20歳前半の一番かわいいと言われる時期の話です。

 

 

そういうことって本当に多くて、その方だけでない人にも八つ当たりのようなことをされたこともあります。「立場が弱い若い女性」であるということだけで、かなりきつく叱られたり、良いように使われることって本当に多いのです。

 

 

そこで私は「早く年を取って、周りから何も言えないような立場の人間になりたい。」と思うようになりました。だから、年を取ることはあまり苦ではないんです。

しかし、何も言われないことをいいことに、私が後輩に迷惑をかけるようでは、今までの上司と同じなので、「意見を言いやすく、よく見てくれる上司」を目指したいと思っています。

うまくいっているのか分からないですが、頑張りたいところですね。

 

 

 

 

神さまたちの遊ぶ庭

 

神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)

神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)

 

 

年度末と年度初めは本当に忙しくて本が読めていなかったんですが、やっと読めるようになってきました。

 

今回は宮下奈都さんの「神さまたちの遊ぶ庭」を読みました。

宮下さんの本を読むのはこれが初めてでした。どんな本がお勧めですか?と聞いて出てきたのがこの本。とってもおもしろくて、最後まで一気に読んでしまいました。

 

この本は著者の宮下さんが北海道のトムラウシにひっこして生活した時のエッセイ。

雄大な自然の中で、暖かい地元の人々に囲まれ、家族・自分を向き合う話が書かれています。

人々との関わりの中で、成長していく子どもたち。そして、将来の選択と出会いと別れ。なんだかとても考えさせられました。

私はコンビニが近くにあるようなところに住んでいるけれど、そうじゃないと「生活」ってことをもっとしっかりと見つめなくてはいけない。

現代社会で人間の本質っていうことを忘れてしまっているのかもなぁなんて思いました。

トムラウシの生活な本当にかけがえのないもので、そんな生活が羨ましく感じました。

 

じゃあ、実際に引っ越して住んでみたら?と言われると、不便そうだし、そもそも引越すの大変だし、と尻込みしちゃうんだけど、そこで実践しちゃう著者はすごいなぁと思うのでした。

 

ちなみに私のお勧めポイントは子どもたちのエピソード。

長男、次男、長女とかなり個性豊かで、それぞれが新天地でそんな生活をするか、そしてどんな選択をするかということはぜひ読んでほしいところです。

長男は大きな選択が待っています。次男、君は名前はよく考えてほしい。

 

是非お読みください。私もお勧めできる一冊になりました。

 

転職などをしていました。

 

こんにちは。お久しぶりです。めるへんです。

 

ここ最近、ばたばたしておりまして、やっとここに書けるくらいになってきました。

というのも、転職をしまして、そちらの方に時間を取られていました。

 

転職した自分だとあんまり自覚がないのですが日本の転職ってどれくらいポピュラーなんでしょう?

tenshoku-web.jp

 

ここを見るとそんなに多くなく、近年増加していないこともわかりますね。

20人に1人程度となると、学校のクラスで1人または2人程度ということ。

そう考えるとあんまり誰しもがやるというわけではないんでしょうね。

 

正直、前の職業も不満はあるにしても嫌な職場ではなかったんですよ。

就職した目的も果たせていましたしね。

しかし、働く中で、限界が見えてしまった。もっと色々するためには、違うところで働くという選択肢が見えてきてしまったんですよね。

ここまでなら多くの人が感じるところだと思います。

では、本当に転職しよう!と思えたのは何かというと、現在の職業を目指す知り合いが身近にいたことが大きい気がします。

一緒に対策したり、受けに行ったりとかなり励まされたのは事実です。

その人がいなかったら、そのままだらだらとその会社に居続けたと思います。

ほかにも、私の父が転職の経験者で転職への偏見が私になかったこと、当時同じ職場にいた後輩が仕事に協力的でなかったこと等々、細かい理由が重なり、ここに至ります。

本当は詳しく書きたいのですが、プライバシーの問題もあるので……。

 

ということで、今は転職したことに関してとても満足しています。

今の職場は環境も良いですし、周りの人も良い人ばかりです。

今まで、中途採用の人と仕事していて、なんかとっつきにくいと思ったことがあるので、私自身は柔軟性を忘れずに、今の職場で働こうと思っています。

いくつかの職業を系意見しているって強みになるところも大きいでしょうからね。

 

以上、近況報告でした。

これから、また細々あげていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

死ぬほど読書

 

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

 

 ここでは紹介していませんが、本は月一くらいのペースで読んでいます。

決して多くはないんですが、社会人1年目の時はまったく読んでいなかったので、だいぶ意識して読むようになりました。

中高生の時はずっと小説ばっかり読んでいましたが、今は新書も面白く読めるようになりました。

 

「死ぬほど読書」は、本屋さんで衝動買いしたものです。

もともと知っていたわけではありません。しかし、これは買って正解!と思いました。

最近の大学生など若者は本を読まないということがよく聞かれます。この本の冒頭にも新聞の投書を引用しています。こうやって本を出しているわけですから、よくある本の大切さを説く説教くさい内容かと思ったのですが、まるで違う!

もうこれは「人生の道徳書」といっても良い内容でした。

本を読めなんてことは一行もないし、丹羽さんは伊藤忠商事不良債権を一括処理した、すごい方なのに最初から最後まで謙虚な姿勢です。

本を通して人間性を磨き、社会に活用していく……。そして、著者が本を通して、仕事や生活を豊かにしていったかが書いてあります。

社会というのは人と人の関わり。本を通して人間性を高めている著者が人とどう関わったかが紹介されています。本、日本語、国語……そういったものはやはり人間理解につながるのだと思えました。

しかも、自慢話ではないし、井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく」に通ずるものがあり、簡単で読みやすい文章になっています。

 

本の魅力はもちろんですが、著者の人柄も分かるような内容になっています。

私もこんな風に年を重ねていけるといいなぁと思える内容でした。

一日に幸せなことって何個ありますか?

今日あった楽しかったことや嬉しかったことって何ですか?

先日、人に聞いたら「ない。」と言われて驚きました。私はお昼にセブンイレブンで買ったカレードリアがおいしかったことが一番に出てきました。

続けて辛いこと悲しいことは?と聞くとやはり「ない。」との回答や、ぽろぽろと出てくるのです。つまり、毎日を平凡な日常であると考えている人がとても多いんでしょうね。

そして、私のような人間はレアなんだようと思いました。

 

ほかの人を否定するわけではないのですが、毎日、楽しいことより辛いことの方が多いと死にたくなりませんか?もちろん自殺はダメだし、その中で生きることは苦しいと思うんですよね。

人生やっぱり楽しいことが多い方がいいし、極論楽しいことだけやっていきたいと思うんですよ。そんなこと言うと、辛いことを我慢しないと大きな幸せを手にできないよとかいうお説教が飛んできそうですが、普通に考えて、同じ幸せを我慢して得るか、我慢しないで得るか選べるなら、我慢しない方がいいに決まってるじゃないですか。

もちろん、努力は大切です。我慢を含む努力をしたことは、その人の中に何かを残すので、無駄ではないです。ただ、それは他人に強要する類のものじゃない。必ずしも我慢が必要ではないと考えます。

だから私は一日の中で楽しいこと、幸せなことに身を任せたいと思うのです。

 

私、やっすい女なんですよ。

彼氏が100円のしかも、割引のプリン買ってきてくれただけで、もう超絶嬉しい。相手が自分のこと気にかけてくれた。私がプリン好きって知ってもらえている。自分で働いたお金を私に使ってくれた。それだけで十分幸せなんです。

 

私、とてもズボラで、落ち込むことがあっても本質的にはポジティブなんでそんな風に生きています。別に「辛いことがある」ことは否定しないです。私もある。

でも、人生、誠実に生きていればなんとかなる。せっかくなら、小さな幸せに意識的に生きていきたい、と考えています。

手紙を書いたり、プレゼントを選んだりするのが好きな話

ブログなんてやっていますが、実はかなりのアナログ派です。紙の方が落ち着きます。

だから、このブログも紙に書いてから、打ち込んでいるのです。

完全な二度手間です。紙に書いて満足して、そのまま眠っている子も多数います。

 

そんなこともあって、手書きの手紙が好きだったりします。

今時、文通なんてする相手がいないので、彼氏にあてて書いて、渡したものも渡していないのもあります。手書きの手紙を書くって案外、時間がかかるんですよ。このブログの文面もですけど。

でも、それを書いている時間ってとても落ち着くんですよね。なんでかなと考えたんですけど、それは好きな人や好きなことを書いている時間だからだと気がつきました。書いている間はずっとそのことを考えているじゃないですか。それって幸せなことではないでしょうか。

 

そして、同様のことがプレゼントを選ぶときにも言えるなぁと思ったのでした。去年の暮れ、友人たちとクリスマス会をしたのですが、昔に返ってプレゼント交換をしようと盛り上がりました。そして、プレゼントを何にするかものすごく悩んだのですが、その時間が不思議と苦ではないんです。むしろ心地良いな、と。もちろん、大好きなメンバーでやるし、その子達が何なら喜ぶかなって考えるのが楽しいんですよね。

 

せわしい世の中でパソコンで文字が打てる時代です。スマホなんて予測変換なんていうのがあって、もっと早く打てちゃう。

ちょっと立ち止まって大切な人のことを考える。そんな幸せの時間をもっと噛みしめてもいいんじゃないかな、と考えたのでした。