死にカタログ
「死」を見つめることは「生」を見つめること。
ご無沙汰しています。めるへんです。
仕事の繁忙期も終わりましたので、最近の読書についてまた書いていこうと思います。
今回は「死にカタログ」という本です。
なにより名前のインパクトがすごい。私は中学生の時、この本を読んでいて、先生に心配されたのはいい思い出です。でも、別に怪しい本ではありません。
世界中の死後の考え方だったり、死因だったりが書いてあります。充分怪しいかな?
今の生活だと人の死というのは、なんとなく遠いものに感じてしまいます。しかし、それは日常に転がっていて、いつでもあり得ることなんですよね。だから、こういう本を読んで、身近なところに落とし込む。頭の片隅に置いておく。そんなことが必要なのかな、と思います。
本屋で久々に見かけて、手元に置いておきたいと購入しました。
本棚に置いておいて、たまに手に取る。そんな本ですね。
死ぬことは仕方がない。でも、私が、大切な人たちがって考えると怖いものです。この本を読むと私は妙に心が落ち着きます。「死」を見つめることは「生」を見つめること。明日も大切に、周りの人に思いやりをもって生きていきたいですね。
化学探偵Mr.キュリー6
化学反応は恋愛でも起きるのか。
天才の悩みって意外と素朴だなぁと思った今回。沖野の人の良さ・性格・人間味が味わえます。そんな悩みを持った沖野が七瀬の影響を受けているということなのかもしれない。氷上さんと同じこと言ってるかな。
喜多さんの作品は大好きで、半分以上を読んでいると思うのですが、その中でも大好きなキュリーシリーズ初の長編。いつもの短編も良いけど、長編だと物語に奥行きがあってまた素敵。また、歴代の登場人物が出てくるところは、七瀬とともに胸を熱くしました。
主人公たちは相変わらずの沖野・七瀬コンビ。ゲストである二人の男女もまた、とても素敵な絆がありました。ところで喜多さんが理系ということもあってか。作品で化学×恋愛という流れが結構あります。熱を加えたり、融かしたりすることで二つの物質が、まったく別の物質になってしまう化学反応ですが、恋愛もそうなのかもしれません。一人一人の人間が恋愛という要素が加わるだけで、とてつもないエネルギーを発揮することがあります。化学反応になぞられるなら、恋愛反応ですかね。理屈で説明できるものとできないもの。似てないようで似ている二つなのでしょう。
そんな化学では説明できない人ならではのものが詰まったすばらしい作品です。
I love youの訳し方
この本には100通りの「I love you」が載っています。
有名な作家さんから歌人までいて、興味深かったです。
しかし、これはその人が「I love you」を単体で訳したものではなく、「好き」という意味の言葉の抜粋になっていました。100人いたら、100人のストーリーがあるんですよね。だから、その流れを読みたいなぁ。と思いました。
そうすると、ここに載っている言葉により深みが出てきそうな気がします。
日本語で「愛してる」なんてやっぱり私は気恥ずかしいですね。そして、最近は使いこまれた陳腐な言葉になってしまいます。ほかの表現で「愛おしい」気持ちが伝わればいいな、なんて思ってしまうのでした。
ちなみに私なりの「I love you」は
「あなたのことを、もっと知りたい」
です。
はじめに
このブログは自分の文章力向上を目標にしたものです。
文章を書くのには何かしらのネタが必要だと思うのですが、今回はネタがたまってきた道徳話を書こうと思います。日々、ふと思ったことを書きつつ、説教にならないようにしたいですね。なにかしらの参考になれば、どうぞ。
また、最近読書が出来ていません。(一応、月1冊目標にしています)その感想なんかも書けたら良いなぁと思っています。
いつも開設して数日で放置して、やめてしまうことが多いので、のんびりゆっくりやれたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。